禁煙期間が１カ月を超えたら（その２）
こんにちわ♪カウンセラーのけいまです。
前回の続きを書いていきます。
その前に、前回の内容を簡単に説明します。
禁煙期間が１カ月経てば
貴方の体はニコチンを求めていません。
今 『タバコが吸いたい』 と思うのは
脳が 『タバコを吸ったら欲求が満たされる』
と考えて、その快楽を得たいだけです。
と言う内容でした。
さて、本題に入ります。
前回けいまは 『身体的喫煙欲求は無くなりました』 と言いました。
しかし、身体的喫煙欲求と勘違いされる欲求があります。
それは、唾液の分泌量が増えていると感じている事です！
タバコを吸っていた頃は、ニコチンの影響で
唾液の分泌量が抑えられていました。
禁煙していると、唾液の分泌量が正常に戻ります。
異常だったものが正常に戻るだけなのに
何故か唾液の分泌量が増えたと感じるのです。
ですから、唾液の分泌量を抑えたいと感じてしまい
タバコを吸いたい感じがしてきます。
これが身体的喫煙欲求に感じる部分です。
しかし勘違いしないで欲しいのですが
唾液の分泌量が増えたわけではありません。
タバコを吸う前の状態に戻っただけです。
今が正常なのです。
ですから、唾液の分泌量を抑える必要はありません。
どうしても唾液の分泌量が気になる方は
ガムを噛んだり、間食したりして凌いで下さい。
くれぐれも限度を超えないように！
大事な事ですのでもう１度言います。
唾液の分泌量が増えたように感じますが
今が正常です！
何か唾液の分泌量を抑える事をする必要はありません。
この事と、もう１点お伝えしておきたい事があります。
もう１点は、禁煙をスタートした頃の辛さを忘れている事です。
けいまが何度も言っていますが、禁煙で１番辛い時期は
最初の３日間です！
どれくらい辛かったか覚えていますか？
恐らくハッキリとは覚えていないと思います。
その 『覚えていない』 が安易な考えをさせてしまいます。
よくあるのが 『１本くらい大丈夫だろう』
とか、『ここまで禁煙できたのだから、もしタバコを吸ってしまってもまた禁煙できるだろう』 とか考えてしまいます。
そんな安易な考えを起こさない為にも
禁煙スタートから３日間の
辛かった記憶をしっかりと思い出して！
あんな思いはもう２度としたくない！
と頭に焼き付けて下さい。
最後にもう１つだけ言いたい事がありました。
精神的喫煙欲求は、長い間消えません。
ですが、時間経過と共に弱くなっていきます。
貴方が喫煙で得た快楽の記憶が消えた時
精神的喫煙欲求も消えるでしょう。
今貴方が感じている精神的喫煙欲求は
１カ月前の精神的喫煙欲求より弱いものです。
しかし、ここでタバコを１本でも吸ってしまうと
喫煙で得た快楽が蘇ります！
安易な考えで振り出しに戻らないように
しっかり気を引き締めて下さいね。
以上で禁煙期間が１カ月を過ぎた人へのアドバイスを終わります。
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